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いたばし国際絵本翻訳大賞、第30回『ちいさなゆめがあったなら』をご紹介
2026年3月24日
「絵本のまち板橋」が生んだ一冊
板橋区には、全国でも珍しい取り組みがあります。それが「いたばし国際絵本翻訳大賞」です。1994年から続くこのコンテストは、英語やイタリア語の絵本を日本語に翻訳する作品を広く公募するもので、外国の文化への理解を深めることを目的としています。毎回、英語部門には1,000人もの応募者が集まる、歴史ある区の文化事業です。
板橋区はイタリア・ボローニャ市と交流があり、「絵本のまち板橋」として長年にわたり絵本文化の振興に力を入れてきました。いたばしボローニャ絵本館には、世界約100の国と地域から集めた約3万冊・80言語の絵本が所蔵されており、区内外から多くの方が訪れています。
受賞作『ちいさなゆめがあったなら』とは
第30回いたばし国際絵本翻訳大賞・英語部門の最優秀翻訳大賞を受賞したのが、この一冊です。
原書は、ニーナ・レイデン作・メリッサ・カストリヨン絵の「If I Had A Little Dream」。日本語訳を手がけたのは、よしざわたまきさんです。
よしざわさんはこのコンテストへの挑戦を通じて翻訳の楽しさに目覚め、受賞後もさらに言葉を磨き、2024年8月に正式な訳書として出版されました。
絵本の内容紹介
「もし小さな土地があったなら、わたしはそこを『あそこ』と名づける」
物語は、ほっぺの赤いひとりの女の子の、小さな夢想から始まります。小さな土地、小さな家、小さな庭、池、ボート、自転車、テーブル、椅子、犬、猫、弟、妹、本、ベッド……ページをめくるたびに、女の子の「もし〜があったなら」という問いかけが続きます。
この絵本には、ドラマチックな出来事は起こりません。
ただ、女の子が自分の身のまわりにある小さなものたちに、ひとつひとつ名前をつけながら、その子だけの世界をのびやかに夢見ていきます。そして最後のページ。眠りにつく女の子を腕に抱いたお母さんが、そっとつぶやきます。
「もし小さな夢があったなら、わたしはそれを『あなた』と名づける。あなたがいるから、魔法のような毎日がある」
子どもの視点から始まった夢が、最後は親の愛情へと静かに着地するこの構成が、この絵本の大きな魅力です。読み聞かせを終えたとき、胸がじんわりと温かくなる一冊です。
イラストを手がけたメリッサ・カストリヨンの絵は、深みのある青、夕焼けのようなオレンジや茶色が混じり合う、夢のような色彩が特徴です。大きく広がる植物や、不思議な森の生きものたちが画面をやさしく包み、女の子の頭からは青いつるが夢のようにのびています。
言葉と絵が一緒になって、読む人をそっと眠りの世界へと誘います。就寝前の読み聞かせにも、ぴったりの一冊です。
小さな夢を持つことの大切さをやさしく伝えるこの作品は、子どもはもちろん、日々忙しく過ごす大人の心にも静かに響きますね。
皆さんへ、板橋区の絵本文化を、ぜひ身近に感じてください
「区の事業」と聞くと、少し遠い話に感じるかもしれません。でも、こうした文化の積み重ねが、地域に暮らす一人ひとりの日常を豊かにしていると思います。
『ちいさなゆめがあったなら』は、いたばしボローニャ絵本館や区立図書館でも手に取ることができます。お子さんとの読み聞かせに、ぜひ一度ページを開いてみてください。そして「この本、板橋で生まれたんだよ」と話してあげてほしいのです。
板橋区の文化事業をもっと多くの方に知っていただけるよう、私も引き続き情報をお届けしていきたいと思います。ご意見やご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。
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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
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板橋区議会議員田中やすのり_記事:いたばし国際絵本翻訳大賞、第30回『ちいさなゆめがあったなら』をご紹介20260324
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