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【板橋区】音がない世界を体験！デフリンピックを契機に考える共生の未来

2025年11月22日

2025年11月15日から26日にかけて、東京2025デフリンピックが開催されており、日本で初めてとのことで連日大賑わいですね。そして板橋区にもゆかりのある選手が出場しており、区民の関心もとても高いのではないかと思います。

デフリンピックってどんな大会?

「デフ(Deaf)」とは英語で「聴こえない」という意味です。デフリンピックは、聴こえない・聴こえにくい方々が参加する国際スポーツ大会で、オリンピック、パラリンピックと並ぶ歴史ある大会です。

1924年のパリ大会から数えて、今回で第25回、そして100周年という節目を迎えます。サッカー、陸上、バスケットボール、バレーボールなど21競技が行われ、世界中から選手が集います。

これほど大きな大会が日本で、しかも私たちの暮らす首都圏で開催されるのは、大変貴重な機会です。

板橋区でも盛り上がっています

この大会に向けて、全国を巡回している「東京2025デフリンピックキャラバンカー」が、令和7年10月30日に板橋区役所を訪れました。

区長は手話を交えながら大会の意義を語り、東京都聴覚障害者連盟や板橋区聴覚障害者協会の皆さまに感謝の言葉を伝えました。会場では、両手を高く上げて手のひらを振る「手話の拍手」が送られ、多くの方々が大会開催の喜びを分かち合いました。

このキャラバンの目的は、「手話言語やろう者の文化の理解促進」そして「共生社会の推進」です。板橋区は、区民の皆さんとともに、この大会を全力で応援しています。

地元の星！仲井健人選手を応援しよう

私たち板橋区民にとって、とっても嬉しいのは、板橋区スポーツ大使を務める仲井健人選手がデフサッカー日本代表として出場予定だということです。

ディフェンダーとしてチームを支える仲井選手は、2024年のアジア太平洋ろう者競技大会で優勝し、アジア王者として今大会に臨みます。地元・板橋から世界に挑戦する選手を、ぜひみんなで応援しましょう。

日本の男子サッカーの日本代表は20日、準々決勝でイギリスを破りベスト4に進出しています。そして本日22日、決勝進出をかけてアメリカと対戦します。応援しましょう☆

区役所で「音がない世界」を体験できます

大会への理解を深めていただくため、区役所で特別な展示イベントを開催します。

＜開催概要＞
・期間：令和7年11月17日(月)～11月28日(金)
　※土日祝除くので本日（記事をアップした本日11/22）は見れません
・場所：板橋区役所本庁舎1階イベントスクエア

会場では、仲井選手の等身大パネルやユニフォーム、実際に使用したスパイクなどを展示します。そして注目は、「音がない世界を体験できるブース」です。振動式目覚まし時計など、聴覚に障がいのある方の暮らしを支える工夫に触れることができます。

ぜひ足を運んでいただき、私たちの暮らしの中にある多様な文化や工夫を、実際に体験してみてください。

音のない世界へ。扉をくぐるところから。

玄関のチャイムが押されると机の上のランプが点灯します

「共に生きる社会」を一緒に

デフリンピックは、単なるスポーツの祭典ではありません。お互いの違いを認め合い、誰もが暮らしやすい「共生社会」について考える、とても大切な機会となっています。

スポーツを通じて手話言語やろう者の文化を知ることは、SDGsが目指す持続可能な社会の実現にもつながります。多様性を受け入れ、温かく支え合える地域をつくることは、多くの人の願いです。

まずは身近な区役所の展示へ、ぜひお越しください。そして仲井選手や世界中の選手たちへ、手話の拍手やメッセージを送りましょう。

板橋区から、デフリンピックを最後まで力強く盛り上げていきましょう。

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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員　田中やすのり
https://www.tanaka-yasunori.jp/index.html
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【子育て中のママパパへ】
「あなたの子育てを応援します！」
https://www.youtube.com/watch?v=ePeN_wTQ7XI&t=20s
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【メッセージ動画】
「私は、走り続けます！」
https://www.youtube.com/watch?v=hdBzWEjM7Ps
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