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【板橋区議会・一問一答】東京23区で広がる「公園での花火解禁」の動きに遅れるな!

2025年11月4日
 

 
東京都内23区では長年、公園での花火が禁止されている自治体が多く、「子どもに花火をさせてあげたいけれど、場所がない」という保護者の声が私にも届いています。私自身も、板橋区内での公園では花火ができないので、都立公園である光が丘公園で事前に利用予約をして実施してきました。
しかし近年、この状況に変化が見られます。
2023年から2024年にかけて港区など4区が試行的に花火を解禁し、2025年夏には大田区、品川区、台東区の3区が新たに期間限定での利用を認めたとのことです。
 

保護者の声に応えた「解禁」の広がり

東京新聞の記事によると、大田区の西蒲田公園では、81日から17日までの午後6時から8時半まで、区内52公園で手持ち花火が楽しめるようになりました。訪れた小学生は「色が変わる花火が楽しい。もっとやりたい」と笑顔を見せ、母親の英美さんは「近くでできるのはすごく助かる」と喜びが報じられていました。
これまで大田区では、近隣への迷惑を考慮して区立公園での花火を禁止していました。しかし「花火で思い出をつくりたい」という保護者からの要望を受け、ルールを明確にした上で解禁に踏み切りました。区の公園課によると、ゴミの持ち帰りなどのマナーも守られており、大きな問題は起きていないとのことです。
 

東京23区の現状は?

現在、東京23区における花火の扱いは次のように分かれています。
 
<期間限定で解禁している区> 
港区(2023年試行、2024年本格実施)、千代田区、荒川区、杉並区、大田区、品川区、台東区
 
<年間を通じて認めている区> 
足立区、世田谷区など12区(場所や時間帯の制限あり)
 
<全面的に禁止している区>
板橋区、新宿区、目黒区、練馬区
 

 

板橋区でも花火解禁を、子どもたちの夏休みのために

板橋区では現在も公園での花火が全面的に禁止されています。板橋区には「解禁してほしい」という要望が寄せられている一方で、「煙や騒音などが迷惑になる」という懸念の声もあり、対応を検討している段階です。
しかし、すでに解禁した自治体の事例を見ると、時間帯や場所を限定し、ルールを明確にすることで、トラブルなく運営できると考えられます。花火は日本の夏の風物詩であり、子どもたちにとってかけがえのない夏休みの思い出となるもの。
私をはじめ、板橋区の保護者の中にも、「子どもに花火の楽しさを教えてあげたい」・「近くの公園で花火ができる場所がほしい」と願っている方は少なくないはずです。
 

板橋区議会でも、花火解禁を求めてみた!

私は今までも、他区の成功事例を参考に、期間限定・時間限定での試行的な解禁から始めることはできなかいかと、その実施を求めてきました。
そして、令和710月に決算調査特別委員会の総括質問の機会がありましたので、この中で改めて板橋区内の公園での花火の解禁について質疑を行いました。板橋区の花火解禁が23区で最後にならないように、その取り組みを下記のように求めました。
 

田中やすのり(質問):板橋区内の公園でも夏場の花火の解禁を!
次、夏の公園についてです。東京新聞が調べたところによると、区立の公園で花火が絶対にできないという公園が残りの4区になっています。板橋、練馬、新宿、目黒。これについては端的に聞きます。ぜひ一番、最後にならないようにお願いしたいんですけれども、答弁を求めます。
 
土木部長(答弁):いくつかの公園でも試験的に花火を解禁する取組をはじめる
区立公園は、住宅が隣接している小さな公園が多く、花火の使用は火事のおそれや、煙や臭い、人が集まることによる騒音、火の始末などの課題があるため、公園の管理に支障がある行為に当たるものとして、公園条例に基づき、火器の使用に含めて一律禁止としてきたところです。昔は、自宅の庭や近所の空き地などでできた花火も、今では住宅の密集化が進み、できる場所が限られるため、区民の皆様からは、公園で花火をやりたいという要望や問合せを度々いただいているところでございます。公園の管理運営に関する方針を定めた板橋区パークマネジメントガイドラインでも、ルールの緩和を検討することとしておりまして、今年度は、指定管理者が常駐する東板橋公園や赤塚植物園で花火を使用した夜間のイベントを開催し、両イベント合わせて88名の方にご参加いただいたところです。来年度につきましては、指定管理者が常駐しない幾つかの公園でも試験的に花火を解禁する取組をはじめ、その検証結果を基に、本格実施に向けた具体的な実施場所の選定や、利用ルールの変更を検討してまいります。

 

 

 
来年(2026年)の夏は、いくつかの公園で試験的に花火を解禁する取組をはじめまると答弁がありました。まずは来年の夏にどの公園で行われるかなど、皆さんにお伝えをしていきたいと思っています。
 
明確なルールを決めて徹底をし、近隣への配慮もしっかりと行う。その先に子どもたちの笑顔があります。
板橋区での来年の夏は、子どもたちの笑顔が少しでも増えるように、そして多くの公園で安心して花火を楽しめるようになることを切に期待しています。
 
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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
https://www.tanaka-yasunori.jp/index.html
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板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区議会】東京23区で広がる「公園での花火解禁」の動きに遅れるな!20251104

 田中やすのりについて

About 
【田中やすのりプロフィール】赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。大手広告会社勤務を経て、2007年に初当選し、連続4期当選を果たし……

【何故、区議会議員に?】広告会社の業務を通じて、世の中のためになる公共的な広告コミュニケーションへの欲求を抱くようになった。より直接的に世の中を変えることができる政治……

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