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【板橋区】今年も「氷室の雪氷」の涼が板橋に届く

毎年、この暑い時期なると、金沢の奥座敷といわれる湯涌温泉から届く氷室の雪氷が板橋区に届きます。
江戸時代からの歴史とこれから未来をつなぐ交流の象徴と言える雪氷が今年も届きました。
昨日の7/8には到着した雪氷の実物展示があり、天然の雪に直接触れられることのできる機会がありました。私は今年も雪氷に触れてきました。
また、7/7~7/11まではパネル展示が行われていますので、区役所にお立ち寄りの歳はぜひご覧ください。
なぜ毎年、金沢の湯涌から雪氷が届くのか?
その背景には、板橋の地域と加賀藩の江戸時代から続く深いつながりがあります。
かつて加賀藩(今の石川県)は、板橋区内に別邸である下屋敷を構えていました。そして毎年旧暦6月1日には、雪氷を将軍家に献上する伝統行事である氷室の節句が行われていたそうです。
この伝統を今の時代に受け継ぎ、加賀藩の流れをくむ金沢から板橋区へと氷室の雪氷が贈られています。
ちなみに金沢市と板橋区は平成20年に友好交流都市協定を締結しています。それ以来、文化・観光・教育など多方面での交流を深めてきましたが、この交流の一環としても、金沢の奥座敷である湯涌温泉の氷室から雪を切り出し、江戸時代のように板橋区へと贈ってもらっております。
氷室の雪氷と氷室饅頭(まんじゅう)
氷雪を江戸に献上する長い道中、無事に届けられるように庶民の間には麦饅頭を神仏に奉納し、その後に無病息災を祈願して食された風習があったそうです。
そして今でも、金沢では7/1にはこの氷室饅頭を食べて無病息災を祈る習慣が夏の風物詩として根付いています。3色の綺麗な氷室饅頭を頬張り、先人たちの願いに思いを馳せ、無病息災を祈ってみてもよいかもしれません。
末永くつづく交流と文化の継承を
この氷室の氷雪の取り組みには、単なる夏のイベントや涼しさの演出を超える、歴史と文化を継承し、そして金沢と板橋の都市間交流を深めるという強い意味が込められていると思います。
子ども達には昔の板橋に興味や関心をもってもらうきっかけにもなると思います。毎年、近くの保育園のお子さん達が到着の演出に驚き、雪氷に触れる和やかな時間が流れており、とてもよい経験となっているのでしょう。
引き続き、金沢市との友好関係をより深めながら、若い世代には板橋のことを伝え、学びや気づきの場となることを願っています。
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板橋区議会議員 田中やすのり
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板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区】今年も「氷室の雪氷」の涼が板橋に届く20250708
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