やすのり. News
【板橋区】エイトライナー構想って、ご存じですか。
東京を環状している鉄道は、山手線・大江戸線しかなく、さらに郊外になると武蔵野線と南武線があります。
ただし、23区内で周辺区を環状的につなぐ鉄道はなく、移動するには一度山手線などのターミナル駅に行き、そこから別の私鉄に乗り換えるといったことが必要になり、その移動にとても時間がかかるのが都内交通の課題と言えます。
そこで、板橋区・北区・杉並区・世田谷区・大田区の六区は、環状8号線をルートとして、これらの地域を結ぶ環状鉄道の実現を目指しています。この環8をルートとする新しい鉄道こそが、「エイトライナー」です。
本日7/30に、このエイトライナーを進めるための促進協議会の総会・理事会に参加をしてきました。
エイトライナーの構想図
平成12年の運輸政策審議会の第18号答申において、エイトライナーはメトロセブン(環七高速鉄道)とともに、「今後整備について検討すべき路線」に位置づけられました。なおその際には、区部周辺部環状公共交通として位置づけられています。区部周辺部環状公共交通とは、葛西臨海公園から赤羽へ、そして田園調布を通り羽田空港へとつながる環状路線の構想です。
この第18号答申においてですが、羽田空港方面については新空港線の整備状況等を踏まえて検討することとされていました。つまり、区部周辺部環状公共交通であるエイトライナーとメトロセブンの整備は、新空港線の整備が大前提となっていました。ただ、この期間において、羽田空港の新滑走路の整備も進んできました。エイトライナー構想にあたっては、状況は好転していると言えるのかもしれません。
また、平成28年の交通政策審議会の第198号答申では、エイトライナーとメトロセブンともに、区部周辺部環状公共交通の新設として、「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」の一つに位置付けられました。
ただし、事業性に課題があるため、関係地方公共団体において、事業計画について十分な検討が行われることが期待され、また、高額な事業費が課題となると考えられることから、需要等も見極めつつ中量軌道等の導入や整備効果の高い区間の優先整備など整備方策について検討が行われることも期待されると課題の指摘があります。
こうした流れを受けて、令和6年度においては、来年度以降に行う調査計画の精査を行うと今後の進め方が示されました。
中量軌道輸送システムとは?
片道輸送力が1時間あたり1万~1万 5000人程度の乗合い制の車両を,単独または連結して専用軌道上を走行させる輸送方式。従来の鉄道とバスとの中間の交通需要を埋めることを目指しており,広義にはモノレールも含まれる。通常規存の道路上に設置された専用の軌道を走る。空気入りゴムタイヤの車輪を用いており,側方案内方式 (ガイドウェーバスと呼ばれる) と中央案内方式に大別される (→ゴムタイヤ電車 ) 。適用場所として,ニュータウンともよりの鉄道駅,地方中核都市,大都市の環状ルートなどが考えられる。
出典:「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」
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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
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