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【板橋区】私たち区民が出す、不燃ごみと粗大ごみはどう処理されていくのか?
2024年4月30日
私の住む地域では、月水金曜が可燃ごみ、第 2と第 4の木曜が不燃ごみの回収。そして、火曜に新しくプラスティックの資源ごみの回収が始まりましたね。
さて、本日はみなさんに私たちが出した、ガラスや陶器などの「不燃ごみ」と「粗大ごみ」がどのように処理されていくのか、お伝えをしたいと思います。
というのも、 4/30に同じ会派の区民環境委員会のメンバーと不燃ごみと粗大ごみを破砕する専用の処理施設・中防処理施設を視察してきましたので、その報告を兼ねてお伝えをします。
不燃ごみは、 23区の各区が収集を行い、破砕を行う中間処理へと送られてきます。そして、この中間処理施設で、下記の図のように、まず破砕を行い、選別し、鉄とアルミは売却され、不燃物は埋め立てされます。この処理の途中で出たその他のごみは改めて清掃工場へ送られ、焼却処理されるとのことです。
本当にきめ細かく、その処理が行われていることがわかりました。
粗大ごみは、まず回転式の破砕機で細かく破砕されます。破砕に使われているハンマーは 50kgもの重さです。使用後にはすり減ってしまい約 42-3kgになってしまうとのことでした。破砕時のパワーが相当のものであることがわかります。
そして、この破砕ごみの中から資源となる鉄分はしっかりと回収され、売却されています。その他、燃やせるものは清掃工場へ送られ焼却され、不燃物は埋め立てられることになります。
また、粗大ごみについては、ベッドマットは弾力があるため、破砕処理が難しく、そのために専用の処理機が準備されているなど、ごみの形状に応じた措置もきめ細かくなされています。職員の説明を聞き、何度も感心させられました。
最後にみなさんにお願いがあります。
リチウムイオン電池に代表される、繰り返して使用できる二次電池ですが、家電などに内蔵されており、破砕をすると火災となる恐れがあります。令和 5年 11月には、今回視察をした中防処理施設の「粗大ごみ破砕処理施設」で火災が発生しました。この原因は、コードレス掃除機などに含まれる二次電池とのことでした。
粗大ごみを中間処理するこの施設は、 23区内に唯一 1か所のみであり、処理ができなくなると大きな混乱が生じます。また、今回の火災の修復のために、億単位の金額もかかり、その負担も軽くはありません。
火災の痕跡が残る粗大ごみ処理施設
そこで、区民のみなさんには、二次電池付き製品を分別していただきたく、お願いします。東京二十三区清掃一部事務組合からのお願いの動画があるので、下記をご紹介します。
↓東京二十三区清掃一部事務組合~二次電池付き製品の適切な分別のご協力のお願い↓
https://www.youtube.com/watch?v=p5cx3Qq0Z88
また、板橋区では、板橋区役所をはじめ、区内 13ヶ所に使用済小型家電の回収ボックスを設置しています。この回収を利用してもらうのも一つの手だと思います。ぜひご活用ください。
↓使用済小型家電の回収場所の一覧↓
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/tetsuduki/gomi/kyoten/1031268.html
家電量販店などでは、リチウムイオン電池などの使用済み小型充電式電池の回収も行っていますので、こちらも活用をすることができますね。
最終埋め立て処分場にて今後の埋め立て可能なエリアの説明を受ける
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Think globally Act locally
〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
https://www.tanaka-yasunori.jp/index.html
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【子育て中のママパパへ】
「あなたの子育てを応援します!」
https://www.youtube.com/watch?v=ePeN_wTQ7XI&t=20s
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【メッセージ動画】
「私は、走り続けます!」
https://www.youtube.com/watch?v=hdBzWEjM7Ps
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板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区】私たち区民が出す、不燃ごみと粗大ごみはどう処理されていくのか?20240430
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