【板橋区議会】子育てしやすい板橋へ、補正予算（第4号）について

令和5年度補正予算（第4号）が板橋区議会に上程されており、先日9/27に企画総務委員会での審議において、可決すべきものと委員会での結論が出されています。
最終的には10/6の本会議にて決定されることとなっています。
 
本日は、補正予算（第4号）の主な項目について、お知らせをいたします。
 

〇私立幼稚園での0-2歳児の継続的な預かりへの補助：1億1,455万円

東京都が始めた多様な他者との関わりの機会の創出事業を活用して、私立幼稚園での保育の対象となっていない0-2歳児に対する一定程度の継続的な預かりに対して補助を行います。
私立幼稚園に対して、開設準備経費や定期的な預かりでの人件費などが、補助の対象となります。今回の事業には9園が実施予定です。
また、低所得者向けに利用者の負担軽減のための費用も計上されています。
これまでも満3歳児になると、プレ保育で通う子供たちがいましたが、3歳児になる前でも4月から私立幼稚園に通う子供が増えることを願っています。
 

〇ベビーシッター利用支援事業の一時預かりを実施するための経費：2,928万円

保護者の病気、仕事や育児疲れなどで一時的に保育を必要とする場合に、ベビーシッターを利用した際の利用料を助成するものです。
0歳から小学校入学前の児童であれば誰でも利用ができます。助成額は7～22時の時間帯利用であると1時間当たり2,500円、22～7時の時間帯利用であると1時間当たり3,500円となります。令和5年12月から開始を予定してます。
要望の多かった使い勝手のよい制度が板橋区でも始まりますね。
 

〇消火器の購入、非常用発電機などの購入への助成：485万円

木造住宅密集地域における木造住宅世帯に対しては消火器の購入、自主防災組織に対しては非常用発電機やwifiルーターなどの購入に対して、助成が行われます。令和7年度まで3カ年の事業となっています。
 

 
そして今回の補正予算では、前年度の剰余金が81億5,264万円が歳入として組み込まれました。一方で補正予算の事業予算としては、48億4,011万円がが歳出として計上されています。これらを計算した後の財政調整基金の残高は、約312億円となる見込みです。

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板橋区議会議員　田中やすのり
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