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【板橋区】オミクロン株に対応したワクチン接種が始まる、補正予算が成立し接種実施へ

2022年9月26日
 

板橋区議会議員の田中やすのりです。
 
926日の本会議で、令和4年度補正予算(第3号、第4号)が成立。
オミクロン株に対応したワクチン接種と高齢者のインフルエンザワクチン接種無料化、物価高騰対策や緊急かつ必要性の極めて高い事業が行われます。
個別の事業については、下記に報告します。「1」~「5」の事業は第3号補正、「6」の事業は第4号補正となっています。
 
1.オミクロン株に対応したワクチン接種:約13億4,970万円
令和4722日付で厚生労働省からの事務連絡などでオミクロン株に対応した新型コロナワクチン接種について、その対応が示されています。これに対応できる体制の確保のために、必要な経費が計上されました。
<使用ワクチン>オミクロン対応ワクチン(仮称)
<接種対象>12回接種を完了した12歳以上のすべての区民が対象
<接種券>
① お手元に3回目・4回目の接種券が届いている方:これまでに送付した、お手元にある接種券で接種が受けられます。※重ねて接種券は送られてきません。
3回目・4回目の接種が完了し、次の接種券が届いていない方:920日(火)以降に前回接種日を基準として、新たな接種券が発送されます。
 
2.個人番号(マイナンバー)カード発行のさらなる申請勧奨:約1,214万円
板橋区では令和4年度末までにマイナンバーカードの交付率の目標を75%と設定しています。令和48月末での申請率は59.6%、交付率は51.0%となっています。
区では出張申請受付を行っており、商店街などで申請受付窓口を設けて、区職員が皆様のマイナンバーカードのご申請をお手伝いしています。簡単に申請ができるように、当日は申請書の記入をしていただき、申請に必要となる顔写真を撮影するのみで申請ができるようにしています。
この商店街や商業施設での出張申請受付会場にて申請をしてもらった場合、マイナンバーカードを窓口で受け取る際に、対象者1人につき板橋区内共通商品券2,000円分をプレゼントする取り組みをしています。今後も出張申請を行い、そのための区内共通商品券のためのに必要となる経費を追加で計上されたものとなります。
今後の出張申請のスケジュールについては、区のHPにてご確認ください。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/tetsuduki/koseki/mynumber/1033534/1035239.html
 
3.保育士など処遇改善のための臨時特例事業の継続:約2億7,350万円
保育士や幼稚園教諭などの処遇を改善するために、令和42月から収入を3%程度引き上げるために必要な経費が計上され、事業行われてきました。この事業には約35,941万円が充てられ、令和42月~令和49月の期間で実施されてきました。この事業を令和410月以降も継続するために必要となる金額が計上されました。
なお、対象となる施設は、私立認可保育所、認定こども園、家庭福祉員、小規模保育所、事業所内保育所、居宅訪問型保育、公設民営、認証保育所、定期利用保育、病児・病後児保育施設、区立母子生活支援施設、
私立幼稚園(新制度移行園のみ)、板橋区放課後対策事業“あいキッズ”です。
※認証保育所、定期利用保育、病児・病後児保育施設、板橋区放課後対策事業“あいキッズ”(さんさんタイム分)については、国の補助対象外であるため、区独自の支援を行ってきています。
 
4.ZEB化を推進するモデル事業を実施するための設計費用:約1,050万円
志村小学校と志村第4中学校の一貫校と上板橋第一中学校の改築工事について、ZEB化を推進するモデル事業として実施するために、追加の設計経費が計上されたものです。
ZEB化とは、環境省のHPによると、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。」と説明があります。
国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指すと宣言をしました。これを受けて、ZEB化により建物でのエネルギー消費量を大きく削減することが求めらている背景があります。施策を進めることはもちろん大切ですが、今後は適切なコスト管理の意識も持ちながら事業を進めていくことも求められています。
 
5.令和5年度に予定していたサマカン施設維持改修工事の前倒し:約2億2,574万円
令和5年度に予定していた11施設について、前倒しをして令和4年度に実施する運びとなりました。
 
6.高齢者インフルエンザ予防接種の自己負担額無料化:約3億4,500万円
東京都は新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行を想定し、高齢者の重症化し、医療負荷を軽減するために、この事業を実施することになりました。区ではこの補助事業を活用し、定年は2,500円の自己負担が発生していた高齢者のインフルエンザ予防接種が、今年は無料になります。対象の方には9月末にお知らせと予診票が届き、101日より高齢者インフルエンザの予防接種が受けられるようになります。
詳しくは、区の下記HPにてご確認ください。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kenshin/yobou/1014966.html
 

補正予算後の財政調整基金はどうなる 

今回の第3号・第4号の補正予算では、歳入として前年度・令和3年度の決算での歳計剰余金の1253,581万円などがあり、歳出しては上記に記した事業などの経費があります。これらを合算すると、第4号補正予算後の財政調整基金の残高は「2764,648万円」となります。

図:財政調整基金の残高

 
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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
https://www.tanaka-yasunori.jp/index.html
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【メッセージ動画】
「私は、走り続けます!」
https://www.youtube.com/watch?v=hdBzWEjM7Ps
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板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区】住民税・所得割非課税世帯へ10万円、すべての中学3年生までの1人あたり2万円の臨時給付金が決定!20220727

 田中やすのりについて

About 
【田中やすのりプロフィール】赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。大手広告会社勤務を経て、2007年に初当選し、連続4期当選を果たし……

【何故、区議会議員に?】広告会社の業務を通じて、世の中のためになる公共的な広告コミュニケーションへの欲求を抱くようになった。より直接的に世の中を変えることができる政治……

【板橋区の未来を語る!】板橋が抱える三つの緊急課題とは?急増している児童虐待、行方不明のままとなっている認知症高齢者、ゼロにはまだ遠い待機児童の3つが喫緊の課題……(2019.3執筆)

【板橋わくわくマップ2023を作成】赤塚や成増地域を中心に、これをしたい、あれをしたいといった政策を散りばめました。板橋を、そしてそれぞれの地域をわくわくするものにしていきたい……

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