【板橋区議会】住民税非課税等の高齢世帯へのエアコン購入設置補助へ。補正予算が可決（令和6年3号）

 
10/11に行われた令和６年第2定例会（板橋区議会）の本会議では、令和6年度補正予算（第3号）も可決がされています。
この補正予算について内容をお伝えしたいと思います。
 
〇住民税非課税等の高齢世帯へのエアコン購入費助成事業：6,528万円
自宅にエアコンを設置していない住民税非課税世帯および均等割のみ課税世帯で、世帯全員が65歳以上の高齢世帯に対して、エアコン購入費用と設置費用が助成されます。対象は1世帯当たり1台となっており、上限金額は10万円となっています。
なお、生活保護を受給している世帯は今回の補助制度の対象にはなりません。
11月末頃から申請の受付を始まると聞いておりますが、詳しくは下記の板橋区のHPを参照していください。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kourei/josei/1055019.html
 
〇区立保育所への非常用電源等の配備：2,772万円
区立保育所の36園に対して、非常用電源等を配備します。
なお、非常用電源は区立母子生活支援施設（カーサはるにれ）にも配備されます（104万円の予算計上）
 
〇区立保育所における安全対策の実施：2,674万円
区立保育所に置き去り等の事故防止、午睡時の事故防止に資する機器を設置します。
 
〇私立保育所における安全対策の実施：2億1,395万円
私立保育所に対しても、置き去り等の事故防止、午睡時の事故防止に資する機器を設置するための費用を助成します。1施設当たり、200万円を上限金額としています。
 
〇公衆浴場への燃料費の助成：1,440万円
区内の公衆浴場の営業に必要な燃料費等の一部を助成します。助成期間は令和6年10月～令和7年3月です。24浴場に対して、10万円/月×6月分が助成されます。
 
これらの他に、区施設の安全性の確保のために施設維持管理が前倒しやインフレスライド条項に基づく改築工事の経費増額などへも補正予算が組まれています。
 
最後に、今回の補正予算では、板橋区の財政調整基金への充当が図れることになり、その額は23億9,025万円です。補正後の財政調整基金の残高は286億5,933万円となる見込みです。
 

 
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板橋区議会議員　田中やすのり
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