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「保育園落ちた日本死ね」から数年。今年の待機児童数。
2021年5月21日
匿名のブログが話題になってから数年が経ちましたが、最新の板橋区の待機児童数はどうなっているのでしょうか。
板橋区議会の文教児童委員会に、令和3年4月1日現在の待機児童数が示されました。
「36人」でした。
ここ数年、急ピッチで保育所の整備を進め、定員を確保してきたことが効果として表れていると思います。区の取り組みを率直に評価したいです。
私は、ずっと板橋区の待機児童数や保育所整備を見守ってきてました。その中で、特にこの数年間は、板橋区ではかなり定員を急増させました。
ところが、これがかえって、潜在的な需要を掘り起こしてきてしまったように感じていました。定員が増え、待機児童数が減ると、「うちも子どもを預けて働こう」とか、「板橋区は新しい保育所ができて入りやすそうだから引っ越ししよう」などといった意識が高まってきたのではないかと。
今年の待機児童を見つめなおすと、こうした潜在需要の掘り起こしがひと段落した可能性があります。また、新型コロナウイルスの影響で在宅ワークを余儀なくされ、、家庭内で仕事と子育てをどうにか両立しようと努力している人が増えていることもあるのではないでしょういか。
前年の待機児童数は80人で、減少傾向が続いていることは確かなのですが、まだ保育所等に入れない児童がいます。あとひと踏ん張りの施策と工夫が必要です。
最後に、令和3年4月1日の待機児童数を年齢別にみると、下記のようになっています。
育休明けの1歳児の待機児童数が多いのは、板橋区をはじめ都市部での共通の課題としてまだまだ残っていますね。
0歳児:2人
1歳児:26人
2歳児:4人
3歳児:4人
4歳児:0人
5歳児:0人
板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区】「保育園落ちた日本死ね」から数年。今年の待機児童数。20210521
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