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【板橋区議会】決算調査委員会の健康福祉分科会を終える

2021年10月14日
 

板橋区議会議員の田中やすのりです。
 
昨日1013日は、私が今年度所属する健康福祉委員会の所管範囲についての決算調査を行う分科会が開かれました。
板橋区では、5つの常任委員会がそれぞれ所管する範囲について、同範囲で決算調査と予算審査の特別委員会の審議が行われる慣習となっています。そして、各常任委員会の委員長が、主査としてそれぞれの分科会の運営をつかさどることになっています。
 
ということで、今年度は私が健康福祉委員長を務めさせていただいているので、本日は決算調査特別委員会の健康福祉分科会の「主査」として、議会審議にあたってきました。
分かりやすく言えば、進行役。議会の円滑な運営のためには必要な役回りですが、議員個人としての質疑や提言を公的にすることが難しくもどかしさを感じることもあります。
 
余談ですが、地方自治法の規定によって、板橋区の会計管理者が決算を作成し、板橋区長に提出します。板橋区長は、決算について監査委員の審査を受け、監査意見書を添付して議会の認定を求めることになっています。そのため、決算を認定するべきかについて、決算調査特別委員会が開かれているわけです。
板橋区では、46人の議員全員が委員会のメンバーとなる決算調査特別委員会を構成し、それぞれ所属する常任委員会が所管する範囲で分科会で詳細な審議を行い、その後に区政のすべての範囲について質疑ができる総括質問を経て、特別委員会としての意思を示すための認定の表決へと進みます。そして、この委員会の表決結果の報告を受けて、本会議での最終的な表決が行われることとなります。
 
こうした板橋区の議会の慣行ですが、他区の方とお話をすると驚かれることがあります。
他の区や自治体では、議員全員で構成する決算調査特別委員会が珍しいようです。少数精鋭で選抜された方で委員会を行う議会が多いようです。そういった観点から、板橋区の議会では先人が多様性を重んじる議会運営をしてきたのだなと改めて感じるところです。
 

板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区議会】決算調査委員会の健康福祉分科会を終える20211014

 田中やすのりについて

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【田中やすのりプロフィール】赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。大手広告会社勤務を経て、2007年に初当選し、連続4期当選を果たし……

【何故、区議会議員に?】広告会社の業務を通じて、世の中のためになる公共的な広告コミュニケーションへの欲求を抱くようになった。より直接的に世の中を変えることができる政治……

【板橋区の未来を語る!】板橋が抱える三つの緊急課題とは?急増している児童虐待、行方不明のままとなっている認知症高齢者、ゼロにはまだ遠い待機児童の3つが喫緊の課題……(2019.3執筆)

【板橋わくわくマップ2023を作成】赤塚や成増地域を中心に、これをしたい、あれをしたいといった政策を散りばめました。板橋を、そしてそれぞれの地域をわくわくするものにしていきたい……

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