やすのり. News
【板橋区】危険な空き家の対策は進んでいるの?
板橋区にお住いの方から、空き家となってしまっている建物についてのご相談を受けることがよくあります。
例えば、樹木が生い茂り自宅の庭に迫り出していて困っているとか、かなり老朽化が進み崩れてきそうだとか、ポストがいっぱいになっており防犯が心配であるとか、蜂が巣を作り怖いのでどうにかしたいなど。。
所有者の方がわかれば直接に改善のお願いをすることができるのでしょうが、こうした相談を受けるときはほとんどが分からないケースです。
そんな時は、私どもにご相談をください。
私からは板橋区の担当課に相談をして、固定資産税の情報などを照会して、所有者の方にお願いをすることができます。
さて、タイトルに記載した危険な空き家や老朽建築物がどうなってきたか?
平成25・26年度(2013・2014年度)には、危険度の高いAランクの老朽建築物は「207件」ありましたが、令和元年度(2019度)では、そのうち「74件」が解消されました。「133件」の老朽建築物は、5~6年が経過しましたが、いまだに危険度の高い状態が続いています。
また、平成25・26年度(2013・2014年度)には、やや危険と判定をされたBランクのものが、「855件」あったのですが、このうち「71件」が令和元年度(2019度)においては危険度の高いAランクへと悪化進行してしまっていました。
「207件」あったAランクの建築物は、令和元年度(2019度)には「204件」と3件しか変わりがありません。
対策が進み、解消が進んだ一方で、老朽化が進み悪化した建物も多くある実態が浮き彫りになりました。
今日の都市建設委員会で、これから5年間の対策計画が示されました。対策を促すとともに、今後の法改正に合わせて新しい施策に取り組めるように、提言を続けていきたい。
※画像は本日の審議後に成島ゆかり都市建設委員会委員長と一緒に撮影。1年間の審議は本日がラストでした。
板橋区議会議員田中やすのり_記事:【板橋区】危険な空き家の対策は進んでいるの?20210513
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