2010年4月28日「臨時議会が開催」
昨日、今日と二日に渡り板橋区議会の臨時会が開かれました。臨時会は定例的に開かれるものではなく、その名の通り臨時の議案がある場合に開かれる議会です。
今回の臨時会では、板橋三中の改築や高島平温水プールの耐震補強工事の契約などについての議案が上程され、審議の結果本日に可決されました。
さて昨日のことになりますが、「観光立国~成長先着としての観光の可能性の追求」と題して、前原国交省大臣の講演を聞きに行ってきました。
現政権では日本の成長戦略の5本の柱の一つに観光政策を入れています。日本の財政状況は約800兆円の負債を抱え、GDP比では168%となっています。こうした厳しい財政状況の中、財政出動に頼らない景気対策が必要で、それには観光政策が適しています。現在、国ではすでに観光立国推進本部を設置し、全府庁的にまたがって施策展開を始めています。従来はどうしても縦割り行政の弊害があり、各省庁間でなかなか調整がつかず観光政策は進んで来なかった。そのため、今回の観光立国推進本部ではこうした縦割りを打破し、全庁横断的に政策を進めていくことに期待が持てると思います。例えば、ビザの発行を行う外務省、入管を司る法務省、国内の治安を守る警察を巻き込んで観光政策が練られています。
具体的には次の三つのワーキンググループを作り、具体策を詰めていくとのことでした。
①外客誘致ワーキンググループ
②観光連携コンソーシアム
③休暇分散ワーキンググループ
①外客誘致ワーキンググループでは、2019年に2,500万人の訪日外国人達成を目標に掲げ、政策を進めており、当面の2010年にはまず1,000万人を目標としています。そのために日本への観光客の高い比率を占める中国人をターゲットとした政策を実施していきます。現在のビザの所得制限を緩和することを目指し、要件としてはクレジットカードを持っていることなどを加味していく方向で議論を詰めています。また、観光立国ナビゲーターとしてアジアで人気のある嵐をボランティアで活用し、中国において人気の高い北海道(新千歳空港)への外国航空機乗り入れ時間帯の拡大を実現し、その効果として旅行客が伸びてきています。
②観光連携コンソーシアムでは、メディカル・ツーリズムに注目が高まっています。日本の医療の質はとても高いので積極的に海外にアピールをしていきたいということでした。まだ場所は発表できないようですが、ある地区の大学病院と自治体と連携協力をしてメディカル・ツーリズムのモデル特区を作り、重点的に行っていく予定となっています。
③休暇分散ワーキンググループでは、日本地域を5つに分けて、GWを地域別に分散していくことを構想中です。分散化の効果は、ピーク需要を平準化することによって料金の低廉化が図れるとともに、需要が継続的に見込めれば正規雇用の増加が見込めます。ちなみに経済的な効果は平準化によって今の3倍以上が見込めると試算をしています。
2009年の日本人海外旅行客1,545万人。一方、訪日外国人旅行客679万人でした。現在は訪日外国人の約2.5倍が海外に行っている状況です。観光立国のフランスでは約7900万人の観光客が毎年海外から訪れている。とても大きな経済効果を産んでいると容易に想像できます。日本も新たな観光政策によって、観光立国として道を着実に進んでいくことを大いに期待できると感じました。そう思うと同時に、これからの板橋区の観光をどうしていくべきかという課題も考えていかないといけないと実感しています。
2010年4月24日「参議院選挙の足音」
参議院選挙が近づいてきました。昨晩は私が政策の知識を吸収させていただいている政治スクールの校長を務めている円より子参議院議員の選挙対策会議に参加。その後の懇親会にも顔を出し、意見交換をしてきました。最近、円より子参議院議員はよく日本の財政についてよく話をします。
日本の個人金融資産は約1,400兆円といわれているが、政府の負債は約800兆円もある。楽観的に言うと差し引き分の余裕があるのかもしれないが、悲観的にいうとあと少ししか国の借金を国内で持つことができなくなる。そうなる前に財政や社会保障制度を根本から立て直さないといけないというのが最近の円より子参議院議員の主張です。
財部誠一のシンクタンクが作っている日本の借金時計によると、その額は約830兆円。家庭の負担額は、1550万円となっている。今もこの借金は膨らみ続けており、試算によると下記のように信じられない数字がはじき出せれています。
1年あたり 約37兆円
1日あたり 約1,000億円
1時間あたり 約42億円
1分あたり 約7000万円
1秒あたり 約117万円
この数字を見ると本当にぞっとします。
日本は国債を国内で持っているため、諸外国のように財政破綻やハイパーインフレの可能性は低いとの見方もあるが、数値目標を明確にした中長期の財政フレームを早く提示することが求められています。私も早く国の方針・ビジョンを共有し、将来の日本に向けて微力ながら地道に努力を重ねていきたい。
2010年4月14日「健康福祉委員会」
本日は昨日に引き続き、健康福祉委員会が開催。
議題は板橋区からの下記の報告を受けて、それぞれについての質疑を行いました。
・介護保険事業所における個人情報の紛失について
・板橋区地域自立支援協議会報告について
・「チャレンジ就労」の実施状況及び今後の取り組みについて
・平成22年度生活保護基準について
・盗難事故の対応と再発防止策について
個人情報の紛失や福祉事務所の盗難事故など、憂慮すべき報告がありました。こうした事態が起きてしまったことは大変残念なことですが、再発防止に向けて事後対応を強く求めるものです。
また板橋区地域自立支援協議会報告については中間報告を受けたのですが、既に約2年くらい議論をしてきておりいち早く具体的な施策に繋げることを強く求めました。
「チャレンジ就労」についても報告がありました。このチャレンジ就労は障がいをお持ちの方を区役所において就労してもらい、一般就労へと繋げていこうという取り組みです。非常に意義のある取り組みですが、なかなか一般就労まで繋がらないのが現状です。
区としては今後も引き続き一般就労に繋がるように後押しを行っていくころはもちろん、ハートワークや区内企業と関連の強い他部署と連携をとって就労先を増やしていくことが大切です。
私、田中やすのりからは、商店街の空き店舗を行政が借り上げ、そこで障がいをお持ちの方がクッキーなどの販売を行うなどの事業を推進し、雇用と就労の提供を積極的に行っていくべきであると提言を行いました。区からは今後検討していくとの答弁でしたが、引き続き粘り強く求めていきたいと思っています。
2010年4月13日「健康福祉員会( 継続審議)」
現在は定例議会は開かれていませんが、本日は継続審議となっている陳情の審議を8件行いました。
本日私たちの会派では障害者自立支援法の陳情に関して、すべての項目に採択を主張し、態度を一歩進めました。
国においても、障害者自立支援法違憲訴訟の原告とのとの基本合意を経ており、障がい者制度改革推進会議が開かれ既に議論が進んでおります。この会議には障がい者、障がい者福祉に従事する者、学識経験者等が参集しており、国の制度設計にあたって関係者の意見が反映されるように体制が組まれています。今後の議論の推移を注視していきたいと思っています。
明日も健康福祉委員会が開かれます。明日は区からの報告事項を受けて、質疑を行う予定となっております。


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