総括質問:2009年 |
決算調査特別委員会
教育視察について~「地域の大人が地域の子どもを育てる」政策の実現に向けて~
質問要旨:地域の力を活かした教育行政を!
- Q(田中やすのり):板橋区の教育ビジョンでは地域の子どもは地域で育てると謳われていた。本当に地域の力を区の教育行政について入れていこうと考えているのか?
- A(教育委員会事務局次長):学校支援地域本部を小学校単位に設置していく。現在成増小と蓮根第二小でモデル実施しており、平成22年度までに検証を行い、その結果により事業の拡大などを検討していきたい。
- 私の所感:
移行のために設置している。板橋区にはコミュニティ・スクールの実現に向けて学校支援地域本部の事業拡大を求めていきたい。
質問要旨:地域運営学校(コミュニティ・スクール)の実現を!
- Q(田中やすのり):板橋区の教育振興計画には平成27年度までにコミュニティ・スクールを実施予定と計画されている。実施に向けての具体的な計画はどうなっているのか?
- A(教育委員会事務局次長):条件が整った学校で学校支援地域本部の発展型からの移行を検討していく。将来的には実施する方向ではいるが、具体的にいつまでに何校設置というスケジュールの形は提示できない。
- 私の所感:
私は、地域が学校を支援する力、学校が地域によって評価・承認されることへの理解、校長先生や学校の熱意といった3つの条件はすでに整っていると考える。あと条件として足りないものは、教育委員会の意思だけと考える。コミュニティ・スクールといって今までとは違う新しいものをつくるのではない。教育委員会のあと一押しがあればコミュニティ・スクールは実現できることであるので、前向きに検討をしていただきたい。
質問要旨:学校選択制の見直しを!
- Q(田中やすのり):現在板橋区が行っている学校選択制は、自分の住んでいる地域とは他の地域の学校に子どもが逃げていってしまう。区が謳っている“地域の子どもは地域で育てる”といった教育ビジョンに相反する。行き過ぎた学校選択制は見直すべきと考えるが、区の見解は?
- A(教育委員会事務局次長):地域の学校に多くの子どもたちが行っている現状は、学校選択制の導入前とそれほど変化 していないと考えている。
- 私の所感:
地域の大人が地域の子どもを育てるためには、学校選択制は馴染まないと考える。せめて歩いて通える範囲の隣接校での選択制に移行すべきである。
質問要旨:区独自の教員の採用を求める!
- Q(田中やすのり):品川区や杉並区は区独自で教員を採用している。その地域の子どもたちのためだけに頑張ってもらえる、熱血漢のある教員を雇うことができる。こうした区独自の教員採用をうまく活用しながら、コミュニティ・スクールの実現に結び付けていくことはできないか?
- A(教育委員会事務局次長):区費によって独自採用しても、学校と地域とのパイプ役というふうに考えると、都費の教員とはそれほど変わらないのではないかと考えている。
- 私の所感:
区独自の教員採用についても、地域枠の中で人事ローテーションをする仕組みにすれば、地域のコミュニティの核となることができ有用な政策である。東京都からの教員採用権の区への委譲の実現を含めて、今後も提言を続けていく。



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