視察-板橋区議会議員 田中やすのり(板橋選挙区)

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更新日 2011-05-25 | 作成日2006年

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視察報告

2008年7月2日 兵庫県三木市
2008年7月3日 兵庫県淡路市

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視察目的

阪神淡路大震災を教訓とした兵庫県広域防災センター・兵庫耐震工学研究センターにおける取り組みを確認するとともに、被災の爪痕を今日まで伝える北淡震災記念公園を視察することによって、板橋区での地震災害対策の課題を抽出し、さらなる施策充実に向けての方策を考察する。

視察先

兵庫県広域防災センター 防災教育専門員 井上清文様

視察テーマ

兵庫の防災、災害文化が支える減災社会の実現

視察内容

・大震災からの教訓と対策
①災害に対する備え、②初動体制→震度7クラスの大地震にも耐えうる強度を有した災害対策センター整備、③防災関係機関相互の連携、④コミュニティ(地域)の防災力、⑤災害に強いまちづくりの大切さ
・広域防災センターのコンセプト
①災害時における応急活動拠点、②防災を中心とした人材育成拠点、③防災に関する調査研究拠点、④親しまれるスポーツレクリエーション拠点

視察を経ての見解

災害に備え、区が取るべき対策について下記のような多くの知見を頂いた。
・地震災害が起きた場合に登庁にかかる時間は数時間もかかってしまうため、区においては赤塚庁舎を第二の防災拠点とすることが大切となってくる。
・広域防災センター内の三木槽総合防災公園のように競技場やテニスコートを災害時に物資基地や臨時へリポートに活用できるような施設設計が求められる。

視察先

独立行政法人 防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター(Eディフェンス)総務室 山田啓典様

視察テーマ

実際の構造物の直接的な揺れを再現する、超大型実験施設での耐震設計や施工の高度化に関わる研究・開発

視察内容

・今後の建物や都市基盤施設の安全性を高めるための下記の実験結果を中心に視察を行った。
・実際に使用された築30年の既存木造住宅2棟についての耐震補強ありとなしの比較実験
・地盤の液状化や側流流動現象とそれに起因する地盤・杭基礎の崩壊過程の解明実験
・橋梁の破壊特性や耐震性能の実験

視察を経ての見解

研究センターでの研究結果や検証できた内容を積極的に情報収集して、国・地方自治体は耐震化促進施策に活用していくべきである。例えば100万円の補強を行った木造住宅と行っていない木造住宅の耐震化の必要性を訴えることによって、地方自治体の耐震化比較実験の実際の映像が存在したが、こうした映像を積極的に活用して、区民に施策を一層促進できると考えられる。

視察先

北淡震災記念公園 淡路市役所市民生活部市民課 坂田正志様

視察テーマ

地震で現れた野島断層の見学など、地震について様々な角度から考察

視察内容

・地震断層が横切る民家がありのままの姿で保存されているメモリアルハウス
・震災を風化させないために、被災者自らの体験の語りべ
・地震の仕組みや液状化実験など多角的に学べる活断層ラボ
・生き埋めになってしまった人数は300人であったが、消防団の活躍によってすべて救出された。地域コミュニティの力が救出活動の成功に貢献。

視察を経ての見解

自衛隊の到着前に消防団の活躍ですべての生き埋め者の安否確認および救出できたという事実から地域コミュニティの大切さを再認識したと同時に板橋区においても再構築が求められていると痛感した。また、要援護者名簿制度の運用面での充実により、万が一の災害時に連携した活動ができるよう事前準備が急務の課題と言える。